ベトナム保健省のテト期間の医療体制に関する報告書によると、テト期間中の6日間に全国の医療機関で合計28万5309人が救急搬送された。これは、昨年のテト期間と比べて14%の増加となる。
救急搬送された人のうち入院したのが13万2571人で昨年から15.6%の減少であった。また、緊急搬送後に手術を受けた人は1万895人となっている。
喧嘩が原因で病院に搬送された人の数は4001人で、そのうち1855人が入院し、8人が死亡した。
交通事故で救急搬送された人の数は2万9650人で昨年のテト期間と比べて2.8%減少した。このうち入院が必要とされたのは1万2401人で、死亡者は163人だった。救急搬送された人の数全体はやや減少したものの死者数は、昨年のテト期間と比べて23人増加している。
生活や仕事上の事故によって病院に救急搬送された人の数は3725人で、このうち10人が死亡したが、昨年からは14人の減少となっている。
消化器系疾患と食中毒で救急搬送された人の数は194人で、昨年に比べて54.7%も減少した。このうち93人は、自家製の飲食物による食中毒であったが、幸いなことに死者は確認されていない。
なお、テト期間中の6日間に全国で1万6508人の新生児が誕生している。
出典:17/02/2021 ZING NEWS
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