ホーチミン市フーニョン区の行政当局は、飲食店に対してCOVID-19感染拡大防止対策への規則違反に対する取締り活動を実施した。
2月17日の夜、フーニョン区17街区の取締り部隊は、都市秩序管理部隊と協力し、担当区域内の居酒屋に対して人が密集することを避けるために閉店するように注意喚起を行った。今回の行政指導は、ホーチミン市で”居酒屋ストリート”として有名なチューンサー通りのコンリー橋からキェウ橋までのエリアで実施された。
居酒屋に来ていた客の何人かは、取締り部隊が店主と話し合っているのを見て店を後にして去っていった。
チューンサー通りの居酒屋オーナーであるカオ・クアンさんは、COVID-19感染拡大防止対策違反として行政処分を受けた。クアンさんによると今日がオープン初日だったので、テーブルを減らして知り合いだけの少人数で営業していたとのことだ。クアンさんは「今後は、区や街区の新たな通知が出るまで店を閉めるつもりです」と話してくれた。
一部の居酒屋では夜になって回転の準備を始めていたが、取締部隊の姿を見ると急いで店を片付けて閉店した。
「行政機関からは、既に各居酒屋に対して感染防止対策を遵守するように注意喚起していましたが、まだ一部の店では、感染防止対策が充分に守られておらず、行政処分を実施しました」とトゥアン会長は話す。
さらに、路上にテーブルを出して営業していた一部の店舗も当局によって摘発され、テーブルや椅子などが押収された。
これに先立つ2月8日の午後、ホーチミン市人民委員会のグエン・タン・フォン主席は、COVID-19感染拡大防止状況に関する緊急会議を招集した。この会議でフォン主席は、市内のすべての文化・スポーツ施設、娯楽施設、美容院、カラオケ、ディスコ、居酒屋、バー、ビアクラブ、マッサージ、サウナ、ゲームセンターの営業停止を指示していた。
2月17日の午後9時頃、チューンサー通りは通常であればピークの営業時間帯であるにもかかわらず、殆どのレストランが閉店し、閑散としていた。
出典:18/02/2021 ZING NEWS
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