ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【経済】国際女性の日、花の価格上昇も売れ行き好調

(C)VNEXPRESS

国際女性の日が近づくとホーチミン市とハノイ市の生花の卸値は、通常の2倍に上昇したが、街の花屋には客足が途絶えない。

ホーチミン市とハノイ市で生花販売をおこなっている業者によると、1週間前からバラを中心に花の卸値が急激に上昇した。3月4日には、通常の2倍程度まで上昇したが、その後は横ばい状態となっている。

ホーチミン市10区にある生花卸売市場では、花の価格が昨年の3月8日に比べてわずかに上昇している。具体的な市場の卸値は、ダラット産のバラが50本で20万VND、ヒマワリが一本あたり7万~10万VND、菊が一束2万ドン程度となっている。

ハノイ市タイホ―区の生花卸売市場では、花の価格がより高くなっている。例えば、バラの卸値は、1本あたり2万VND程度だ。輸入生花の販売価格も上昇しており、ハノイのある店舗では、エクアドル産のバラが一本16万ドンで販売されているが、これは昨年に比べて4万ドンも値上がりしている。女性の日のハノイの生花販売価格は一般的にテト時期よりも高くなる傾向にあり、バレンタインデーと同等の価格となる。

生花の卸値は上昇しているが、3月8日(国際女性の日)の生花購入需要は、衰える気配を見せていない。生花販売店によると、今年の国際女性の日の生花購入需要の高まりは、今年のバレンタインデーがテト(旧正月)と重なったことも一因であるとみている。また、この国際女性の日には、恋人に花を送るだけではなく、家族、同僚、顧客など様々な人に花が贈られるという特徴がある。

ホーチミン市フーニョン区で花屋を営むダオ・ドゥック・タンさんによると、お店には、注文が殺到しており、昨年10月20日のベトナム女性の日に比べて、30%以上も注文が増えたという。また、企業からの注文も比較的安定しているそうだ。

「私の店では、中流階級のお客様をターゲットとして、ダラット産の生花を販売しています。例年であれば大体70万VND程度の花束が人気を集めるのですが、今年の国際女性の日は50万VND程度の花束に人気が集まっています」とタンさんは話してくれた。

価格が下がった理由について、タンさんは、年々小売の競争が激しくなっていることを挙げ、珍しい花でなければ高く売ることは難しいと説明してくれた。

高級な生花の販売も3月8日を前にして注文が急増している。ホーチミン市3区で高級花屋を営むグエン・ティ・アン・ヒエンさんによると、3月8日が近づくにつれ、注文が通常の50~60%増しになってきているそうだ。

「うちのスタッフには、この2日間残業してもらっています。お客さんへの売れ筋は、150万VND程度の花束です。今年の売れ筋の花や色は特に決まってなくて、様々な種類の花が売れていますが、やはりバラは人気が高く、チューリップもよく売れています」とヒエンさんは教えてくれた。

出典:07/03/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作