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マーケッターの 独り言 Vol.80
ベトナム人はどう考えている?
代表的なベトナム企業について

 ベトナム経済の成長とともに、ベトナム企業に対するイメージも大きく変化してきています。以前と比較して、ベトナム地場企業にポジティブな印象を持つ人が増えてきたようです。

 当社が2025年2月に行った20~39歳のベトナム人300人を対象にした調査によると、全体の89%が「数年前と比較してベトナム企業のイメージが良くなった」と回答しました。そのうち50%は「大きく改善した」と答えており、ここ数年での変化が顕著であることわかります。特に、テクノロジーや製造業の分野では品質の向上やグローバル市場への進出が進み、ブランド価値が高まっていると言えるでしょう。

 ベトナムを代表するのはどの企業が挙げられるのでしょうか。この質問に対して、VinGroup(72%)、Viettel(66%)、Vinamilk(37%)、FPT(35%)などの企業名が挙げられました。ベトナム企業のイメージについての回答では、「価格が安い(62%)」、「市場への適応スピードが早い(47%)」といった従来の特徴に加えて、「商品が革新的(37%)」、「国際的なプレゼンスが増えている(36%)」という意見も見られました。

 この結果からも、ベトナム企業に対する評価が以前より向上しつつあるように感じます。特に、VinFastなどのグローバルな挑戦などから、これまで以上に「革新性」や「グローバルな影響力」といった要素が評価される傾向が強まっているのかもしれません。

 今後、ベトナム経済のさらなる発展とともに、ベトナム企業のブランド価値や競争力も一層向上し、国内外での存在感を高めていくことが期待されます。

黒川 賢吾 Kengo Kurokawa
Asia Plus創業者兼代表取締役。NTT、ソニー、ユニクロを経てベトナムで起業。ベトナム最大級のオンラインリサーチパネルを利用して年間200以上の調査をこなすリサーチのプロ。

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