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【経済】中国が新規FDI案件数でトップに

FDI企業で働く労働者
(C)THANH NIEN

中国が新規FDI案件数で首位に、製造業中心に存在感拡大|2025年上半期

ベトナム計画投資省傘下の外国投資庁が発表した2025年上半期の対ベトナム外国直接投資(FDI)状況によると、中国が新規投資案件数で初めてトップとなり、全体の30%以上を占めた。これらの投資は主に製造業分野に集中している。

報告によると、1~6月にかけて、ベトナムへのFDI認可額は215億1,000万USDとなり、前年同期比で32.6%増加した。このうち、新規投資は1,988件で93億USD、既存案件の追加投資が826件で89億5,000万USD、出資・株式取得による投資が32億8,000万USDだった。

2025年上半期の実行投資額も約117億2,000万USDとなり、過去5年間で最高水準を記録した。

一方で、1億USD超の新規大型案件数は前年より減少しており、新規投資の総額は前年同期比で9.6%減少している。しかし、それを補う形で追加投資は2.2倍に増加し、出資・株式取得も73.6%の増加となった。

国別では、投資総額で見るとシンガポールが46億USD超でトップを堅持したが、前年より24.8%も減少している。次いで韓国(30億USD超)、中国(25.5億USD)、日本(21.5億USD)、マレーシア(15.9億USD)の順となっている。

注目すべきはマレーシアとスウェーデンの急成長だ。マレーシアはハノイのイェンソー公園再開発計画に11億2,000万USDの追加投資を実施した。スウェーデンもクイニョン市のニョンホイ経済区で再生ポリエステル製造施設に10億USDを新規投資している。

また、案件数ベースでは中国が新規案件の30.1%を占め最多。韓国は追加出資件数(18.5%)と株式取得件数(26.5%)でトップだった。

業種別では、製造業が120億USDで全体の55.6%を占めてトップとなった。不動産業が51億7,000万USD(24%)で2位となり、前年同期比で倍以上の伸びを示した。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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