兵士34万人超、特別車両600台以上、航空機5機が待機体制に
陸海空の部隊が緊急待機
ベトナム国防省は2025年7月21日17時30分時点で、台風第3号ウィパー(Wipha)への対応のため、全国で34万6,210人の兵士と民兵を動員したと発表した。
内訳は、正規軍11万4,120人、民兵・自衛団23万2,090人にのぼる。
支援車両としては、5,061台のトラックを含む8,200台の各種車両、216隻の船舶、2,295隻のボート、623台の特殊車両、さらに航空機5機が即応待機している。
沿岸部では船舶への避難指導も実施
また、国防省傘下の国境警備隊は、クアンニン省からダクラク省にかけての沿岸各地で、船主や漁民に対し台風の進路や避難方法について指導を行っている。
この活動により、5万4,300隻の船舶、22万7,194人の関係者が事前に台風情報を把握し、危険海域からの退避を開始している。
台風ウィパーは22日昼に上陸見込み
気象当局によると、台風ウィパーは7月22日10時から15時頃にかけて、ハイフォン市からタインホア省北部の沿岸部に上陸する見通しである。
特に、ハイフォン、旧タイビン省、旧ナムディン省が中心地域となる見込みだ。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN