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【事件】保健省、歯科クリニックでの暴行事件を調査

ホーチミン市内の歯科医院での暴行の様子
(C)TUOI TRE

ベトナムの保健省医療管理局は9月8日、ホーチミン市保健局に対し、同市の歯科クリニック「トゥエット・チン」で発生した職員による患者への暴行事件について、早急に報告を行うよう文書で要請した。

事件の経緯

医療管理局によると、同局はホーチミン市内の歯科クリニックで職員が患者を暴行したとの情報を受け取った。同局はホーチミン市保健局に対し、事実関係を確認し、診療活動全般を調査するよう求めた。さらに、職員の専門的態度や医療倫理についても評価するよう指示した。

違反があれば厳正処分

万一、専門性や医療倫理に違反が確認された場合、ホーチミン市保健局は厳正に処分し、9月15日までに保健省へ報告するよう要請されている。

暴行映像がSNSで拡散

この事件は、白衣を着た女性が患者を襲う様子を映した映像がSNSで拡散し、注目を集めていた。
被害を訴えたのはT.T.さん(31歳)。Tさんは9月3日午後2時ごろ、友人とともに同クリニックを訪問。Tさんは2021年4月に同院で歯列矯正を行ったが、その後歯槽骨の吸収が見つかり、繰り返し検査を依頼していたという。

患者への暴行の詳細

Tさんの提供した動画によると、院内でソファに座っていたところ、白衣姿の女性が棍棒のようなものを持って飛び出し、Tさんの首元に突き付けた。その後、Tさんを床に押し倒し、スマートフォンやサングラスを外へ投げつけながら「出て行け!」と叫んだ。止めに入った人もいたが、女性はさらに物を投げつけるなど暴力を続けた。

被害者は入院中

Tさんと友人はその場を離れたが、Tさんは首や肩の筋肉損傷を含む多発性の軟部組織損傷を負い、現在ホーチミン市内の病院で入院治療を受けている。Tさんは入院から4日経ってもクリニック側から謝罪はなく、精神的な影響も大きいと訴えている。
Tさんは自身のSNSに事件の映像を投稿し、加害行為を公表した。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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