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【観光】中国・韓国からの観光客、ベトナムがタイを圧倒

ホーチミン市内を観光する外国人観光客
(C)THANH NIEN

中国・韓国から600万人超、全体の半数近くを占める

ベトナム国家観光局によると、2025年1~8月にベトナムを訪問した外国人は1390万人で、前年同期比21.7%増となった。なかでも中国と韓国の2か国だけで600万人以上に達し、全体のほぼ半数を占めた。
具体的には、中国が354万人(全体の25.4%)、韓国が290万人(全体の20.9%)で、いずれも主要な送客市場として存在感を示した。

タイ観光は減少傾向、伝統市場でも後れ

一方、競合するタイは観光客数の減少に直面している。2025年1~8月の外国人観光客数は2188万人で、前年同期比7%の減少となった。特に8月単月では12%以上の落ち込みとなっている。
主要市場である中国からの訪問者は309万人にとどまり約30%減少し、ベトナムの354万人を下回った。韓国からの訪問者数も100万人と、ベトナムの290万人に大きく差をつけられている。

ベトナムの観光市場拡大、欧州ビザ免除も追い風

ベトナムの外国人観光客数ランキングでは、中国、韓国に続き、台湾、米国、日本、カンボジア、インド、ロシア、オーストラリア、マレーシアが上位10か国を占めた。いずれの市場も前年から増加しており、ロシアが164.9%増、フィリピンが93.4%増、カンボジアが50.7%増と顕著な伸び率を記録している。
また、8月の訪問者数は前月比7.8%増で、国際観光の閑散期ながら連続成長を維持した。国家観光局は「7月・8月の好調な伸びはインバウンド市場における明るい兆し」と評価している。さらに、政府は欧州12カ国へのビザ免除を新たに決定し、欧州市場からの誘客拡大が期待されている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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