国家気象予報センターによると、台風ブアロイがフィリピン中部を通過し、今夜にも南シナ海に進入する見通しである。これが2025年の10号台風となる。
台風の現在位置と進路
9月26日午前7時時点で、台風ブアロイの中心は北緯12.2度、東経123.3度付近、フィリピン中部に位置している。中心付近の最大風速は時速103〜117kmに達し、突風はレベル14に相当する。台風は西北西に向けて時速約30kmで進んでいる。
予報によると、9月26日夜に南シナ海へ入る見込みだ。27日午前7時には北緯14.5度、東経116.6度付近に到達し、勢力はレベル11からレベル12に拡大する見込みである。
今後の強まりと警戒区域
9月28日午前7時には台風ブアロイはレベル13に達し、最大風速はレベル16まで強まる予測が出ている。危険海域は北緯11.5〜11.7度、東経114度以東に広がる。
台風の進路に近い海域では風速はレベル10〜12、最大風速はレベル15に達し、波の高さは5〜7mに及び、非常に荒れる見込みである。26日午後からは南シナ海北部・中部の東側で風速レベル6〜7の風が吹き、次第にレベル8〜9に強まるとされる。
船舶への影響と政府の対応
これらの危険海域を航行する船舶は、雷雨・竜巻・強風・高波などの影響を受ける可能性が高い。農業・環境省は26日午後、関係省庁との会議を開き、台風ブアロイ(台風10号)への対応策を協議する予定である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN