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【観光】外国人旅行者がベトナムでよく犯す7つの誤り

ローカル食を提供するベトナムの屋台
(C)THANH NIEN

ハノイ在住12年の作家が指摘

ハノイに12年間暮らし、ベトナム旅行ガイド10冊の制作に関わった作家ジョシュア・ズーカス氏が、米メディア「ビジネス・インサイダー」に寄稿し、「初めてベトナムを訪れる外国人旅行者がよく犯す7つの誤り」を紹介した。
ズーカス氏は「ベトナムは昔ながらの魅力と活気が共存する国であり、手つかずの自然と美しい海岸線を誇る熱帯の楽園だ」と評したうえで、SNS上の誤情報の多さが、旅行者の誤った期待や行動を生んでいると指摘した。

誤り① 「一度の旅行でベトナム全土を制覇できる」と思うこと

ズーカス氏によれば、多くの旅行者はベトナムの広さを過小評価している。
地図上では小さく見えるが、実際の国土面積は日本やイタリアとほぼ同じ規模であり、都市間の移動には1日近くかかることも多い。
そのため、1~2週間の旅行では全国を回ろうとせず、特定の地域に絞ってじっくり体験する方がよいという。

誤り② 天候を軽視すること

ベトナムは一年中晴れているわけではなく、季節や地域によって大きく気候が異なる。
北部の山岳地帯では12月から1月にかけて厳しい寒さが続き、メコンデルタでは3〜4月にかけて蒸し暑く、秋(10〜11月)には中部地方に台風が上陸することが多い。
旅行者は天候に苛立つのではなく、時期に合わせた計画と装備を整えることが重要だとズーカス氏は助言している。

誤り③ 人気観光地ばかりを追うこと

「観光客の群れに合わせて行動すれば、混雑に巻き込まれるだけだ」とズーカス氏は述べる。
ベトナムは比較的安全であり、地方都市でも旅行者を歓迎する雰囲気が強い。
“行くべき場所リスト”にとらわれず、自分が本当に興味を持つ体験に焦点を当てることが、最も充実した旅につながるという。

誤り④ SNSの影響者をうのみにすること

ズーカス氏は、ベトナムにあまり詳しくない海外インフルエンサーの情報は現実離れしている場合が多いと指摘する。
代わりに、ベトナム在住の外国人クリエイターなど、現地をよく知る人々の発信を参考にするべきだと提案。
彼らは食文化、ナイトライフ、地域社会などに関して、より深く実用的な情報を共有しているという。

誤り⑤ 屋台料理を避けること

一部の旅行者は衛生面を懸念して屋台を避け、高級レストランや観光客向けのカフェを選びがちだ。
しかし、ベトナムで最も美味しい料理は、専門の一品を提供する庶民的な食堂や屋台にあるとズーカス氏は述べる。
特にホーチミン市では、茹で・蒸し・炒め・焼きなどで楽しめる新鮮な貝料理が名物である。

誤り⑥ 現地SIMカードを使わないこと

ベトナムでは通信環境が非常に良く、現地SIMの利用は安価で信頼性が高い。
モバイルデータは月額10米ドル未満で利用できることが多く、国営通信会社Viettelは全国に広い通信網を持ち、VinaphoneやMobifoneは都市部に強い。
旅行中の利便性を考えれば、現地SIMを購入するのが賢明だとされる。

誤り⑦ ガイドブックを軽視すること

最後にズーカス氏は「ガイドブックを持たない旅行者が多すぎる」と警鐘を鳴らす。
紙版・電子版いずれであっても、信頼できるガイドブックは、長年の現地調査に基づいた貴重な情報源であり、最も賢い旅の投資のひとつだと強調している。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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