高潮ピークでカントー市の複数地区が浸水
10月8日午前、カントー市気象局によると、同市の高潮は午前中にピークを迎え、計測値は2.13mに達した。これは警戒レベル3を超え、前日の午後の2.12mを上回る水位である。
専門家の予測どおり、上流域での降雨と東シナ海からの潮位の影響が重なり、カントー市を含む一部地域で深刻な浸水が発生した。
ビントゥイ地区は「浸水の中心地」
カントー市では、ニンキエウ地区の中心部は排水システムや水門で保護され、概ね乾燥している。しかし、保護区域外のビントゥイ地区は深刻な浸水被害を受けた。
特にビン・トゥイ市場周辺は水深が非常に深く、市民から「浸水の中心地」と呼ばれている。ここには市場だけでなく学校もあり、事前の対策が取られていたにもかかわらず、腰まで浸かる場所もあった。
生活・教育への影響
浸水により、市民の通勤・通学に支障が出ているほか、商業活動にも影響が出ている。住民は水害の被害を避けるため、移動や安全確保に注意を払う必要がある。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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