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【社会】週一回外出が認められるゾーンは?

(C)VNEXPRESS

グリーンゾーンとイエローゾーンの住人は、週に1回買い物に外出することが認められ、経済的に困難な状況の市民には支援パッケージが配布される。

この情報は、8月21日午後に開かれた記者会見で、ホーチミン市COVID-19感染防止委員会のファン・ドゥック・ハイ副委員長が8月23日から9月6日までホーチミン市が”その場にとどまる”政策を実施した場合の商品の供給と社会保障について説明した時に明らかにしたものだ。

この記者会見は、感染第4波以降のホーチミン市の累計感染者数が16万7717人を記録し、首相指示16号に基づく社会隔離措置の実施から42日が経過したことを受けておこなわれたものだ。

ハイ副委員長によると、ホーチミン市は地域をゾーン分けし、ゾーンごとに異なる規定を適用する。グリーンゾーン(安全な地域)とイエローゾーン(リスクの低い地域)では、市民は2つのグループに分けられる。行政の支援を受けなくても生活できる条件が整っている人は週に1回買い物に行ける。買い物に行く余裕がない市民には支援パッケージが支給される。

ホーチミン市では、困難な状況に陥っている市民をサポートするために、既に200万個以上の支援パッケージを準備している。特別作業部隊は、これらの支援パッケージを週に1回、困難な状況に陥っている市民に配布する計画だ。

オレンジゾーン(高リスク地域)とレッドゾーン(非常にリスクの高い地域)でも、同様に2つのグループに分けられる。支援を必要としない市民については、週に1回特別作業部隊が買い物を代行する。一方で、支援を必要とする市民には、支援パッケージが配布される。

「ホーチミン市は、既に各地域の自治体に、商品が販売される3000ヶ所近くの住所を提供しました。もし地域の商品が不足している場合、ホーチミン市は、市民が商品を購入できるように移動式の販売店を手配します。」とハイ副委員長は述べた。

ハイ副委員長によると、ホーチミン市が社会隔離措置を強化すると発表してから、先行きの不安のために今朝になって多くの市民が外出し商品の買いだめに走った。これは、混乱を引き起こし感染拡大を誘発する行為で、止めなければ危険だとハイ副委員長は指摘した。

「ホーチミン市COVID-19感染防止委員会は、今後2週間、市を完全に封鎖するわけではありません。」とハイ副委員長は強調し、ホーチミン市は感染状況に応じて、強化された4つの要素と共に感染防止対策を強化していくとしている。

ホーチミン市の強化された4つの要素とは、以下の通りだ。

1.中央政府からの応援部隊によって増強されたホーチミン市の警察、軍事、医療部隊
2.急速な感染拡大に対応できるように増強された医療設備、医療器具、医薬品
3.市民の生活を継続してサポートできるだけの食料品の確保
4.これまで厳密に実施されていなかった社会隔離措置の引き締め

出典:21/08/2021 VNEXPRESS
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