日本の大島理森衆議院議長は、日本政府として、ベトナム国民が十分なCOVID-19ワクチンの接種が受けられるよう引き続き支援する考えを示した。
これは、6月21日の午後に、大島理森衆院議員議長がベトナムのブーン・ディン・フエ国会議長とのオンライン会談で言及した内容だ。
両国の議長は、アジアの平和と繁栄に向けたベトナムと日本の戦略的パートナシップが多くの分野で力強く発展していることをお互いに確認した。
フエ議長は、ベトナムは常に日本を広範かつ重要な戦略的パートナーとみており、日本が世界の大国として、アジアと世界の平和と発展に積極的に貢献することを支援していると強調した。
フエ国会議長はまた、日本政府がベトナムが迅速なワクチン接種戦略を実施するにあたって、6月16日に約100万回分のワクチンを提供してくれたことについて、日本の国民、国会、政府に対して感謝の言葉を述べた。
一方の日本の大島衆議院議長も、昨年、日本が医療資源不足という問題に直面していた時にベトナムが医療用マスクを提供してくれたことについて感謝の言葉を述べた。また、大島衆議院議長は、日本政府は、WHO、国連、G7諸国と緊密に連携し、今後もベトナムを含めた世界各国にワクチンを支援していく考えを示した。
両国の立法機関の関係について、両国は現実的かつ安定した法制度を整備し、国内外の投資家にとって好ましい環境を構築するために今後もお互いの意見交換を積極的に進めていく必要があることを確認した。
両議長は、議員同士の協力関係を更に促進し、労働、投資、観光旅行、文化交流などを通じて両国民の交流をさらに促進させることで合意した。
また、国際問題に関しても両国は、アジア地域および、国際的な問題を解決する上でASEANの役割を重視することで一致した。両議長は、南シナ海における航行および航空の平和、安定、安全、秩序、自由を維持し、法の支配を尊重し、国際間の紛争を国際法に従い平和的に解決することの重要性についてお互いに合意した。
出典:24/06/2021- ZING NEWS
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