12月8日午前にホーチミン市人民委員会が発表した内容によると、ホーチミン市での小学1年生と幼稚園児の12月中の通学・登園再開は延期されることになった。
ホーチミン市では12月13日から対面授業再開の条件を満たしており、地域の感染防止管理委員会による査察と授業再開計画の承認を受けた学校での中学3年生と高校3年生の対面授業を試験的に再開させる。
12月13日から25日まで試験的に対面授業を再開した後で、ホーチミン市は、実施結果を分析して今後の計画を立案するとしている。ホーチミン市の教育訓練局と保健局および、各区と県などの自治体は、学校再開枠の拡大についてホーチミン市人民委員会へ助言をおこなう。
今回の小学1年生の対面授業再開延期の決定は、生徒の安全と保護者の安心を得るためのものとして、ホーチミン市教育訓練局から提案された。
昨日、第10期ホーチミン市人民評議会の第4会議において、ホーチミン市のグエン・バン・ネン党書記は、小学1年生の対面授業再開を強制することはできず、保護者の意見を尊重する必要があると述べた。この発言の前にネン党書記はホーチミン市人民委員会と協議し、小学1年生の対面授業再開を延期する方向で調整を進めていた。
ホーチミン市が以前に発表した計画では、12月13日から小学1年生、中学3年生、高校3年生の対面授業を再開させ、その後、5歳の幼稚園児の通園を再開する予定であった。
しかし、小学1年生の保護者を対象とした調査では、この案に賛成した保護者は30%未満で、70%以上の保護者が、ワクチンをまだ接種していない子供たちの授業再開に反対していた。
今回の決定により、12月13日からは、中学3年生と高校3年生のみが対面授業を再開することになる。
出典:08/12/2021 VNEXPRESS
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