ブイビエン通りは、コロナの前はバー、クラブ、ディスコなどで賑わうストリートだった。しかし、長期の活動停止期間により、一部の店舗のオーナーは、この苦しい時期を乗り越えるために八百屋に商売替えすることにしたようだ。
ブイビエン通りのあるホテルのマネージャーであるファン・バン・ビエットさんによると、彼の勤めるホテルはバーも経営しているが、5か月間も閉鎖された状態になっていた。
「家賃を支払う必要があるので、オーナーはダラットから野菜を仕入れて近所の人に販売する八百屋に鞍替えしました。以前のように在庫を抱える必要もありませんし、従業員にも仕事を与えられます。野菜の販売をはじめてから1か月以上経ちました。最初は予約販売のみ行っていましたが、その後デリバリーも行うようになり、規制が緩和されてからは5Kルールを守りながら店舗での販売も始めるようなりました。うちの店は、価格を表記しており明朗会計ですよ。今は、何とかCOVID-19を乗り越えるために頑張って、いずれバーの営業を再開したいと思っています。」とビエットさんは話す。
近所に住むグエン・ティ・キム・ハンさんは、「このあたりはほとんど全部バーとかディスコだったんです。この辺は家賃が高いので、一部の店が八百屋に商売替えしたと聞いて応援の意味も込めて買い物に来ました」と話してくれた。
出典:06/10/2021 VNEXPRESS
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