ホーチミン市内の22の区と県、およびトゥードゥック市の医療関係者は、テト休み中にも3回目のワクチン接種を進める。接種を希望する人は事前の登録なしで直接接種会場を訪問することができる。
HCDCによると、これは新たな変異株であるオミクロン株の出現を受けて、市民の免疫力を高め効果的に感染拡大を防止することを目的として実施される。19の区と県の病院及び、レバンビエット病院、レバンティン病院、3区、5区、10区、カンゾー県の医療センターでワクチン接種が受けられる。
ホーチミン市は首相の指示により2月末までに市民への3回目のワクチン接種を完了させることを目指している。ワクチンは、時間の経過とともに効果が下がるが、3回目のワクチン接種によってオミクロン株やその他の変異株への感染や重症化を防ぐことができる。
HCDCは、COVID-19に感染したことのある人に対してもワクチンを接種するよう推奨している。実際のところワクチンや自然感染によって抗体ができてもオミクロン株に感染する可能性はあり、感染リスクの高い人へウイルスをうつしてしまう可能性がある。これまでにホーチミン市で確認されたCOVID-19による死者の殆どが、高齢者、基礎疾患のある人、ワクチン未接種の人であった。
ホーチミン市は、全国で最初に3回目のワクチン接種をスタートした地域だ。これまでに、ホーチミン市では1980万回以上ワクチン接種を実施しており、このうち1回目の接種が810万人、2回目の接種が720万人、3回目の接種が450万人となっている。
出典:27/01/2022 VNEXPRESS
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