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【新型コロナ】工場内でF0が確認された場合の対処方法

(C) VNEXPRESS

企業内でF0が確認された場合、企業はすぐに従業員の健康状態をチェックし、システムの情報を更新して、感染者が確認されたエリアの活動を停止させる。

製造業などの事業所で簡易検査または、PCR検査によってF0が確認された場合の企業の対応プロセスについて、ホーチミン市保健局は11月1日に規定を公表した。

それによると、F0を確認した企業はまず最初に企業内でF0を暫定的に隔離し、地域を管轄する保健局へ報告を行い、サポートを受ける。

次に地域の保健局がF0の健康状態を確認する。もしF0が無症状か軽症なら医療スタッフが感染者に対して自宅隔離を指示する(自宅隔離条件を満たしている場合)。もし自宅隔離条件を満たしていない場合は、感染者は企業内の隔離施設か地域の隔離施設、または有料の隔離場所での隔離を自分で選択する。

その次のステップでは、企業内に隔離施設がある場合は、企業の医療担当が『COVID-19感染者と隔離対象者情報管理システム』アプリに情報を入力する。企業内に隔離施設が無い場合は、企業が活動する地域の区または、県の保健センターにF0 の情報を報告する。

その後、企業のCOVID-19感染節対策チームが感染者が確認されたエリアの活動を停止させ、殺菌消毒とF1への検査をおこなって感染の規模と性質を確認する。

もしF0が一つの製造ラインで発生した場合は、製造ライン単位で処理される。同じ工場施設内の2つ以上の製造ラインでF0が確認された場合は、工場施設全体で処理がおこなわれる。

もし、2つ以上の製造ラインで感染が記録されたがそれぞれの製造ラインが別の施設内でお互いの感染に関連性が無い場合は、各製造ラインごとでの処理となる。

異なる施設内の2つ以上の製造ラインでF0が確認され、お互いの感染に関連性がある場合は、工場全体が処理の対象となる。

ホーチミン市保健局は、企業に対してF1の確定(F0と2m以内の距離で15分以上接触した人)と簡易検査(3人以下のプール方式)の方法についても指導をおこなう。

F1の経過観察に関しては、企業の従業員の80%以上が十分な回数のワクチン接種を完了している場合は、F1は業務を継続して行えるが、3日目と7日目に検査を受ける必要がある。医療申告も毎日行い、症状が出た場合はすぐに検査を受ける。また経過観察期間中は外部との接触は制限される。

企業内の従業員の2回目のワクチン接種率が80%未満であった場合、F1が2回目のワクチン接種を完了していない場合は14日間の自宅隔離措置となる。F1が2回目のワクチン接種を完了している場合は、従業員の80%以上がワクチン接種を完了している企業と同様の条件で、継続して業務にあたることができる。

出典:02/11/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作