クアンガイ省クアンフー工業団地に入居する企業は、感染防止対策のために12月25日から活動を停止するようにクアンガイ省から指示された。
この決定は、地域の感染状況が複雑化していることを受けて、クアンガイ省人民委員会のダン・バン・ミン主席が12月22日に署名した文書に記載されている。
それによると各企業は、省が活動再開許可を出すまで活動を停止しなければならない。感染防止対策として、この工業団地内の企業が活動停止をさせられるのは、この3ヶ月で2回目のことだ。
先日実施されたクアンフー工業団地の現地調査では、工業団地内の水産加工企業で数百人規模のCOVID-19感染者が確認された。この企業は、クアンガイ省の感染防止対策により12月16日から活動が停止され、企業の感染防止対策が十分に確認されてからでなければ活動を再開できないとされている。
クアンガイ省で活動する他の企業についてクアンガイ省人民委員会は、発熱、咳、味覚障害、呼吸困難などCOVID-19感染が疑われる症状のある労働者は自宅待機とし、出勤させないように要請している。
企業の管理者は感染対策に全責任を負い、もし労働者を厳格に管理せず感染を拡大させた場合は処罰の対象となる。
企業は毎週、全従業員の少なくとも20％に対して簡易抗原検査かPCR検査によるスクリーニング検査を自主的に実施しなければならない。現在、クアンガイ省は企業に対して日雇いや短期契約の労働者の雇用を止めるように要請している。
またクアンガイ省は、省内の各自治体に対して地域内の製造業の感染防止対策の実施状況を検査、監督するように指示した。感染防止対策が十分に実施されていない企業は活動が停止される。
過去10日間でクアンガイ省は、1446人の新規感染者を記録しており、このうち400人以上が各工業団地の労働者であった。12月23日にクアンガイ省は132人の新規感染者を確認し、過去14日間の感染者数は145％増加している。また、過去7日間の10万人あたりの感染者数も76人まで増加している。
出典：23/12/2021 VNEXPRESS
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