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【新型コロナ】F0が自宅で重症化する兆候

(C) VNEXPRESS

酸素飽和度(SpO2)が95%未満で、呼吸と脈拍が速くなり、胸部圧迫感を感じたり、唇が紫色になる。これは、自宅療養中のF0が重症化しつつあるサインで、すぐに医師の診断を受ける必要がある。

12月15日午前までに、ハノイ市には700人以上の自宅療養患者が存在する。全員が自主的に健康観察をおこない午前中と午後の1日2回健康観察シートに情報を記入している。重症化の兆候が見られた場合は、速やかに救急病院へ移動して治療を受ける必要がある。

12月1日にハノイ市保健局が発行したF0の自宅療養ガイドラインによると、F0または、その世話をしている人は、以下の症状が見られた場合、すぐに医療関係者に連絡する必要がある。

– 息切れ、呼吸異常、胸部の圧迫感、鼻孔の膨らみ、呼吸時の異音

– 呼吸数の増加:成人の場合、呼吸数が1分間に21回以上、1歳から5歳の子供の場合、呼吸数が1分間に40回以上、5歳から12歳の子供の場合は1分間に30回以上。赤ちゃんの場合、あまり泣かなくなったときには、1分間の呼吸数を確認する必要がある。

– SpO2が95%未満の場合、30秒から1分後に安定した状態で再度測定して判断する。

–  脈拍が120以上か50未満の場合。

– 血圧:最高血圧が90㎜Hg未満か最低血圧が60㎜Hg以上の場合

– 胸の痛み、圧迫感が日常的にあり、深呼吸すると胸が痛む

– 意識レベル:意識の混濁、突然の睡眠、無気力、倦怠感、落ち着かない、目覚め難い、痙攣する。

-唇や手足の爪が紫色になる。肌が青白く、唇の色が薄くなり手足の指先が冷たくなる。

赤ちゃんの場合、飲み込んだり吸い込んだりできない、食欲がない、嘔吐するなどが兆候となる。高熱、目が赤い、唇が赤い、指先やつま先の斑点と腫れなどの多系統炎症性症候群の症状が出たり、デング熱や手足口病などの急性の病気にかかっている子供も注意が必要だ。

重症化の症状は、発病から7日から10日目までに現れる。その時点から患者の咳が継続的に悪化し、最も濃度の高いウイルスが広く拡散される。「これがF0を最も厳しく監視する必要がある期間です。」とグエン・タイン・クアン・医師は話す。

最も重要なのはサイレント・ハイポキシア(静かな低酸素症)を検出することだ。ベトナムのウールコック医学研究所の所長であるグエン・トゥー・アイン博士は、「一部のCOVID-19患者は、サイレント・ハイポキシア症状を起こします。そうなると患者は、血中の酸素飽和度が低いにもかかわらず、健康な感じで息苦しさを感じません。そのため、血中酸素飽和度を測定することは、この症状を早期に発見し、速やかに医師の治療を受けさせるために重要です。」と話す。無症状や軽症のF0患者は、自分勝手に判断せずこの症状を発見するために、頻繁に酸素飽和度を測定する必要がある。

食事や生活に関して、F0は、十分な休息を取り、自身の健康状態に応じた軽い運動と毎日最低15分間の呼吸訓練をおこない、喉が渇くのを待たずに定期的に充分な水分を補給し、食事を抜かないようにする。F0患者はまた栄養補給を重視し、果物を食べたり、フルーツジュースを飲むようにし、あまり深刻に考えすぎないようにリラックスした状態で過ごす必要がある。

出典:17/12/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作