サンタクロースの顔をかたどった中華まんがホーチミン市の若者に人気だ。価格は1個1万3000VND。
12月上旬、5区のグエン・チ・フーン通りにある中華まんの販売店がクリスマスに向けて新商品の販売を開始した。それが赤い帽子をかぶったサンタクロース顔をかたどった可愛い中華まんで、中には緑豆の餡子が入っておりほんのりとした甘さが特徴だ。この新しいスタイルの中華まんはホーチミン市の食品輸入会社によってベトナムに輸入され、市内の店舗で販売が開始されるとすぐにサイゴンの若者たちの人気を集めた。10区カクマンタンタム通りにある中華まんの屋台もこの商品を販売している。
10区に住むチャー・リーさんはSNSで人気のこの中華まんを探すためにカクマンタンタム通りに友達とやってきた。リーさんはこの場所にはサンタクロースの形をした中華まんを探すためだけに来たとして、「形がとてもかわいくてクリスマスの雰囲気にぴったりなので、友達とたくさん買って楽しんでいます。値段が1個1万3000VNDなので、学生にとっても手ごろな価格だと思います。」とリーさんは話す。
同じく中華まんを買いに来ていたミー・ヒーさんは、この店には、色々な可愛い形と味の中華まんが揃っていて大好きだと話す。「普段は中華まんといえば伝統的な白いものや、色だけ付けた黄色や青、紫の中華まんを見かけますが、ここはとても種類が豊富です。一番好きなのはサンタクロースの形のやつで、クリスマスの時には友達にも配ろうと思っています。」とヒーさんは話してくれた。
10種類以上の様々な形の中華まんを販売している中華まん屋台のオーナであるリー・ミー・レーさん（58歳）は、この仕事を初めて約1年だという。最近、サンタクロースの中華まんが知られるようになってからは、以前よりも客数が伸びているそうだ。
「以前は、普通の肉まんを売ってました。その後で、豚やハリネズミ、桃などの形をした中華まんを売るようになりました。サンタクロースの形を売るようになってからは客足がぐっと増えました。ほとんどのお客さんは好奇心旺盛な若い人で、子供連れの親御さんたちが気に入って買っていくケースもあります。」とレーさんは話す。
これらの珍しい中華まんは、5区グエン・チ・フーン通りの大きな中華まん販売店か10区カクマンタンタム通りにあるレーさんの屋台で購入することができる。
出典：16/12/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作
