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ベトナムニュース【社会】ハノイ:10月までに6万1000人以上が失業手当を申請

(C) VNEXPRESS

2022年10月までにハノイ市職業サービスセンターは6万1400人以上の失業手当給付申請を受け付けており、これは前年同期と比べて14%増加している。

失業手当給付申請者の70%が25歳から40歳までに集中しており、男性よりも女性の割合が高い。失業手当の給付レベルは平均435万VND/月で5.5ヶ月となっている。職種別では、営業職、電子エンジニア、会計士の3業種で申請件数が多くなっている。

失業の原因は、期限前の労働契約終了、労働契約期間満了、企業の倒産、リストラなどが挙げられている。失業手当給付対象者の60%以上が失業前に民間企業で働いており、20%は外資系企業の従業員だった。

ハノイ市職業サービスセンターのブー・ティ・タイン・リェウ副所長によると通常、毎年の第2と第3四半期には、年初と年末に比べて失業手当の給付申請が増加する。2022年第3四半期だけでも毎月約8000人の労働者が失業手当の給付申請をおこなった。年末に失業手当の給付申請が減少するのは、労働者が給与、ボーナス、福利厚生の受け取りを待つからだ。今年の申請者数が昨年より多いのは、2021年にはCOVID-19が感染拡大したことが一因だとみられている。

「年末にかけても失業者は依然として発生していますが、南部ほど大規模ではありません。ハノイ市周辺では、集団失業という現象はまだ発生していません。」とリェウ副所長は話し、もし、集団失業が発生した場合、企業は失業手当給付や従業員への職業紹介、職業訓練のために、職業サービスセンターへ連絡してくると説明した。

失業手当は、労働者が職を失った場合に収入の一部を補償する制度で、失業保険基金への拠出金を基に職業訓練や就職支援をおこなっている。労働契約書が終了してから3か月以内に労働者は、地域の職業サービスセンターで失業手当の給付申請をおこなう必要がある。

失業手当の給付額は、失業前の6か月間に納付した失業保険の基礎となる平均月給の60%で、地域の最低賃金の5倍を上限としている。給付期間は、失業保険の納付期間に比例し、12~36ヶ月間納付した場合は、3ヶ月間給付を受けることが出来、その後は納付期間が12ヶ月増えることに1ヶ月ずつ給付期間が延びるが、給付期間は12ヶ月を超えないとされている。

出典:18/11/2022 VNEXPRESS
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