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【社会】デジタルフル装備バイクでホーチミン市を走り回る配達員

(C)ZING NEWS

4月12日、ホーチミン市ゴーバップ区で配達中と思われる配達員のユニークな動画がSNSに投稿され話題を呼んでいる。その画像をみるとこの配達員のバイクには、プロジェクター、2画面スマホ、ポータブルスピーカーなどデジタル機器がフル装備されている。

まずバイクの前面には、LG Wingが固定されている。これは、LG製の2画面スマートフォンだ。6.8インチの有機ELディスプレイと3.9インチの有機ELディスプレイが2層に組み合わさっており、上の画面を90℃回転させると下の小さい画面が表示される仕組みになっている。

上の画面を閉じているときは通常のスマートフォンと同じような形状だが、2画面あるので、厚みは10.9㎜と通常のスマホより厚く、重量も260gとかなり重い。このスマホの正規販売価格は約1000USDだが、ベトナムでは正規販売されておらず、ベトナムで購入したい場合は、個人輸入されたものを購入するしかない。

さらに、この配達員は、プロジェクターからビデオを上映するためにフロントガラススクリーンも設置しているのだ。

ハンドルの真ん中には、JBL Flip 5ポータブルスピーカーが設置してある。このスピーカーの販売価格は約200万VNDで、プロジェクターに接続されており映画や音楽の音声を流すことができる。因みに防水仕様だ。

さらに、この画像で見る限り配達員は、260万VNDはするLEDスクリーン付きのDivoomリュックを背負っている。このリュックサックは、ユーザーの好みに応じてスクリーンに画像を映し出せるようになっている。この配達員のリュックサックにはゲーム「Among Us」のキャラクターとCOVID-19 感染防止についてのメッセージが表示されていた。

これだけの装備をそろえるとなるとプロジェクターの価格を除いても少なくとも1900万VND以上の投資が必要になる。

バイクに様々なアクセサリーを装備するのは個人の自由ではある。しかし、映画を見ながら配達するバイクには近寄りたくないものだ。

出典:17/04/2021 ZING NEWS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作