ハノイ市は、2022年の新年を迎えるにあたって、花火の打ち上げ、文化・芸術公演、カウントダウンイベントなどの各種イベントを開催しないことを決めた。
12月30日にハノイ市文化・スポーツ局のドー・ディン・ホン局長は、ハノイ市の感染防止対策を確実にするため、新年を迎える各種イベントを開催しないことが決定されたと述べた。「ハノイ市は、2022年の新年を迎える屋外イベントは開催しません。」とホン局長は話す。
その代わりにハノイ市では、新年を迎えるにあたっていくつかのオンラインイベントを実施する。またハノイ市では、各組織と個人を動員して、市内のオフィスビル、ホテル、ショッピングセンターなどをライトアップすることも計画している。
ホアンキエム区人民委員会も、COVID-19の複雑な感染状況により区内の2022年の新年イベントをすべて中止すると発表した。ホアンキエム区は現在、感染レベル3(オレンジ、感染リスク高)であるため、人が集まるイベント活動が制限されている。区内の飲食店はデリバリー販売のみが許可されており、営業時間は21時までとなっている。
過去数年、ハノイ市では新年を迎えるにあたって、花火の打ち上げ、カウントダウンイベント、芸術公演など様々なイベントを開催してきた。
12月29日にハノイ市では1日の新規感染者数が1882人となり、国内最多の感染者数が9日間も続いている。海外在住の約14万人のベトナム人がベトナムでテトを迎えるためにフライトを予約しているなど、テト期間中の旅行需要が増加していることを受けて、ハノイ市の人民委員会は、今後も感染者数が増加すると予測している。
出典:30/12/2021 VNEXPRESS
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