COVIDグリーンカードの発行条件を2回接種が必要なCOVID-19ワクチンを少なくとも1回接種してから2週間以上経過しているかCOVID-19の感染治療から回復した人とする案が浮上している。
これは、9月18日にホーチミン市保健局が、関係各機関との意見調整後に経済回復段階におけるCOVIDグリーンカードの適用に関してホーチミン市COVID-19感染防止管理委員会へ提出した文書に記載されている内容だ。但し、COVIDグリーンカードを所持していても5Kルールを遵守し、定期的に検査を受ける必要がある。
さらに、ホーチミン市保健局は、市民のワクチン接種状況、検査結果、医療申告などの情報入力を容易にするために、用語を”COVIDグリーンカード”に統一し、”ホーチミン市医療(Y tế HCM)”アプリに情報を一元化することで情報通信局と調整することを提案している。
このアプリは、ワクチン接種状況を明確に表示するアプリで、ホーチミン市全体での運用開始の前に有効性を評価するために、7区で試験的に運用する。
ホーチミン市保健局は、経済回復段階におけるCOVIDグリーンカードの運用計画は、市民のワクチン接種を促進させるのに高い効果を発揮しいると評価している。
COVIDグリーンカードはCOVID-19に対する免疫を保有している人を認識する一つの方法だ。COVIDグリーンカードを所持している人は、COVID-19に感染したり重症化するリスクが低いことを意味している。しかしCOVIDグリーンカードを所持していることが他人にCOVID-19を感染させないという意味ではない。
保健局が以前に発表したホーチミン市のCOVID-19感染防止と経済回復に向けた計画の草案では、COVIDグリーンカードの発行は、2回接種が必要なワクチン(アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、シノファーム、スプートニクVなど)の2回目の接種から14日以上経過した人が対象とされていた。
また、1回接種のみで完了するジョンソン&ジョンソン製ワクチンを接種してから14日以上経過した人、COVID-19に感染し治療から回復した人もCOVIDグリーンカードの対象となる。COVID-19の感染を自己検査で確認している場合は、検査によって抗体を保有していることを証明する必要がある。COVIDグリーンカードの有効期限は6ヶ月とされている。
出典:19/09/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作