ベトナムでお酒と言えば「ビール」です。ベトナム人はビールが大好きで、最初から最後までビールを飲み続けます。日本人のようにワインや焼酎に切り替えることはまずないです。
キリンホールディングスの「キリンビール大学」によれば、2018年のビール消費量は1位の中国、7位の日本に次いで、アジアでは3位となる9位。消費量は前年から7.1%増加した466万7000klでした。
乾杯の言葉は「モッ、ハイ、バー、ゾー(ヨー)」。「1、2、3、飲むぞ!」といった意味で、飲み始めだけでなく、飲み会の途中でも何度も繰り返します。
銘柄は日本では「333」が知られていますが、ホーチミンの「ビアサイゴン」、ハノイの「ハノイビール」、ダナンの「ラルー」なども有名で、オランダの「ハイネケン」、シンガポールの「タイガー」、そして日本の「サッポロ」など、海外のビールも好まれています。
ビール以外では高原地帯のダラットで作られるワイン、「ダラットワイン」が知られており、ベトナム土産にする観光客も見かけます。