ベトナムには麺料理が多いのですが、インスタントラーメンもよく食べられます。
日本のように鍋で煮るのではなく、器に入れて湯を注ぎ、上から蓋をして作ります。
世界ラーメン協会によると、2018年のインスタントラーメン(即席麺)総需要は世界で5位。
1位は中国と香港、2位はインドネシア、3位はインド、4位は日本で、ベトナムは前年から1億4000万食増えて52億食でした。
1人当たりの年間消費量となると順位が上がり、1位の韓国に次いで2位。1年で53.9食です。
シェアトップのメーカーはACECOOK。そう、日本のエースコックです。「Hao Hao」という即席麺を大ヒットさせ、現在では複数のラーメンの他、インスタントのフォー、パスタ、うどんなどを販売し、カップラーメン(カップ麺)にも力を入れています。
ベトナムはカップラーメンの「後進国」で、数年前は市場全体の2%ほどでした。しかし、各社が新商品を次々と発売して、新市場として急激に伸びています。