ラオカイ省のサパ村で洪水が発生し、3人が死亡、4人が行方不明となっているが、捜索活動は難航している。
9月12日の夜、ラオカイ省では激しい雨が降り続いた。午後9時ごろ、リエンミン村とサパ村を流れるナムファー川、ナムカン川、ナムタン川の3つの河川で水位が上昇して洪水が発生し、多くのサケやチョウザメの養殖場が流された。
「津波のように急速に水位が上昇し、全てを押し流しました」とこの様子を見ていた人は話してくれた。
リエンミン村人民委員会のファン・フー・セン主席は、洪水によって6人が流され、その後、2人が遺体で発見されたが、残りの4人は行方不明だと述べた。この地域では、引き続き激しい雨が降っており、水位の上昇によって捜索活動が難航しており、村に入る道路も寸断されている。
同じころフィン・ガン村でも洪水が発生し、一人が水に流された。
国道4D線のラオカイ市ドントゥエン村区間が約300メートルに渡って冠水し、ハノイ―ラオカイ高速道路とサパを繋ぐ道路も約100m冠水したため、交通が麻痺した。深夜0時ごろになって、ようやく水が引き道路は通常の状態に戻った。
国立気象予報センターによれば、昨夜19時から本日午前3時までのラオカイ省の降水量は、最も多い北部地域で140㎜近くに達した。予報によれば9月13日から14日にかけても北中部では50~100mの雨量が予想されており、一部の地域では150㎜を超える可能性がある。
出典:13/09/2023 VNEXPRESS
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