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【経済 】米越の関税交渉 米国側「適切な相互関税率を検討」

ベトナムと米国の相互関税に関するオンライン交渉

相互関税問題で米国とオンライン会談を実施

2025年6月20日、ベトナム商工省は、米国との相互関税問題に関する閣僚級のオンライン交渉を実施したことを発表した。

これは、ベトナムと米国の二国間貿易協定に向けた交渉の一環として行われたもので、ベトナム側からは商工省のグエン・ホン・ジエン大臣が参加し、米国側からはハワード・ラトニック商務長官及び、米国通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表が出席した。交渉は、ベトナム時間の6月19日21時よりオンライン形式で開催された。

主要な懸案に関し前向きな議論 ベトナムは相互関税・市場アクセス配慮を要請

会談は終始、開かれた雰囲気の中で誠意を持って行われた。ベトナムのジエン商工大臣は、交渉加速に向けた米国側の提案を歓迎したうえで、ベトナムにとって関心の高い「相互関税」や「主要輸出品の市場アクセス」への配慮を要請した。

さらに、グローバル・サプライチェーンにおける特性を考慮した実用的で非差別的な原産地規則の策定を米国側に求め、両国企業にとって実行可能な環境の整備が重要であると強調した。

米国側、ベトナムの努力と協力姿勢を評価

これに対し、米国のラトニック商務長官およびグリア代表は、ベトナム側の前向きな対応や協議への積極的な取り組みを高く評価した。同時に、ベトナムの経済・制度的条件を考慮した柔軟な相互関税制度の導入を検討する意向を明らかにした。

米国、「相互利益に資する合意」を目指す姿勢を強調

会談の締めくくりとして、米国通商代表部(USTR)は、今後の交渉に必要な関連資料を速やかにベトナム側に提供することを約束し、両国が「互恵的な貿易合意の実現」に向けて建設的に取り組んでいく姿勢を改めて確認した。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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