控訴審で検察が減刑を提案 健康状態と賠償努力が影響
2025年6月26日午前、ハノイ市の高等人民裁判所は、FLCグループを舞台に発生した証券市場操作および詐欺事件に関わるトリン・ヴァン・クエット被告とその姉妹らに対する控訴審の判決を言い渡す予定である。
元FLC会長のトリン・ヴァン・クエット被告は、健康上の理由により出廷せず、欠席裁判となった。裁判所によると、同被告は倦怠感と呼吸困難を訴え、多数の疾病を抱えており、「死亡のリスクが非常に高い」との医療報告が提出されている。
検察が13〜14年の減刑と罰金刑を提案
高等人民検察院は、同被告が事件の被害額2兆4700億ドン(約130億円)を全額返済した点や、反省の態度、初犯であることを踏まえ、量刑軽減を求めた。詐欺罪に対しては懲役7〜8年を、証券市場操作罪については懲役から罰金40億ドンへの切り替えを提案している。
なお、第一審ではクエット被告に対し、証券操作罪で懲役3年、詐欺罪で懲役18年、計21年の実刑判決が下されていた。
また、被告の健康状態については、病院の診断により結核や多剤耐性を含む複数の持病が確認されている。
さらに、被告に対する減刑を求める5,000件以上の請願書が提出されており、その中には政府関係者や革命功労者を含む支援者の名もあるという。
関係者への減刑も提案
被告の妹であり、FLCグループ会計部の元職員であるチン・ティ・ミン・フエ被告に対しては、詐欺罪で懲役4年6か月〜5年、証券市場操作罪については罰金35億ドンへの軽減が提案された。第一審では14年の懲役刑が科されていたため、約9年の減刑となる可能性がある。
もう一人の妹、チン・ティ・トゥイ・ガー被告(BOS証券副社長)も詐欺罪で懲役3年6か月〜4年、証券操作で罰金30億ドンを求刑されており、第一審の8年刑からの大幅な軽減となる見込みである。
また、証券取引所関係者であるチャン・ダック・シン元HoSE会長と、レ・ハイ・チャー元副総裁についても、控訴しなかったものの被害の全額弁済を理由に、それぞれ懲役4年6か月〜5年、および4年〜4年6か月への減刑が提案された。
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