2025年7月1日、ベトナム中南部のラムドン省で、交通警察のパトカー内で妊婦が出産する出来事があった。母子ともに健康で、現場の迅速な対応に称賛が集まっている。
同日午前4時50分頃、ラムドン省交通警察局の道路交通警察第5チーム(チーム長:グエン・シー・チュウ中佐)が、ホーチミン道路のKm1933+800地点で巡回していたところ、同省内のKm1934+500地点で夫婦がバイク事故に遭遇したとの緊急通報を受けた。
通報によると、事故に巻き込まれた女性リー・ティ・ソンさん(25歳)は妊娠中で、出産が差し迫っている状態だった。状況の緊急性を考慮し、警察チームは即座に現場に急行し、夫婦を警察の特別車両に乗せ、サイレンを鳴らしながら病院まで緊急搬送した。
しかし、病院の門に到着した瞬間、ソンさんは激しい陣痛に襲われ、車両内での出産が避けられない状況となった。すぐに病院スタッフが対応し、警察車両内での出産を支援。無事に元気な赤ちゃんが誕生した。
交通警察と医療スタッフの迅速な連携が、母子の安全を守る大きな要因となった。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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