ベトナム北部ハイフォン市の警察は、未成年の実子を残虐な方法で虐待したとして、42歳の父親ファム・バン・チューン容疑者を逮捕したと7月6日に発表した。
警察によると、事件は6月26日に発生。チューン容疑者は、2010年生まれの息子P.M.T.さんが自宅の金銭や携帯電話を盗んだと疑い、激しく叱責しながら暴行を加え、Tさんは恐怖から家を飛び出し、そのまま行方をくらました。
7月5日朝、Tさんが帰宅して寝ていたところを発見したチューン容疑者は、Tさんの両脚を鎖で縛り、逆さづりにしたうえで、木の棒やプラスチック製のパイプ、靴磨き用ブラシで太ももを繰り返し殴打した。
恐怖にかられたTさんは、金銭や携帯電話を盗んだことを認めるとともに、「売却先」を案内すると申し出て、容疑者をハイフォン市郊外の359号地方道沿いの携帯販売店に誘導。そこで周囲に助けを求め、警察に保護された。
通報を受けたハイフォン市警察は直ちに捜査を開始。バクダン区の地元警察と協力し、チュオン容疑者の身柄を拘束し、刑法第140条「他人への虐待」に基づき捜査を進めている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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