ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【国際】ロシア、ベトナムにロシア語研修センターを開設したい意向

ゴ・フーン・リー夫人とロシア副首相との会談の様子
(C)TUOI TRE

【モスクワ発】
ロシアのドミトリー・ニコラエビッチ・チェルヌィシェンコ副首相は、ハノイにあるプーシキン研究所を東南アジア全体に向けたロシア語教育の中心地とする構想を表明した。これは7月24日(現地時間)に、ベトナムのトー・ラム書記長の妻であるゴー・フーン・リー夫人との会談の中で明らかにされたものである。

この会談は、ベトナム・ロシア外交関係樹立75周年を記念する文化外交活動の一環として実施された。両者は今後の文化・教育分野における協力強化に向け、率直で友好的な意見交換を行った。

「戦略的パートナーシップ」の実現に向けた協議

チェルヌィシェンコ副首相は、2025年5月に実施されたトー・ラム書記長の訪露を高く評価し、今回の夫人による訪問はその成果を実行に移すものだと歓迎した。さらに、ロシア政府が近く、ベトナム建国80周年を祝う代表団を派遣予定であることも伝えられた。

また、両国関係の発展に向けて、今後も高レベルの合意内容を具体化していく考えを強調した。

赤の広場で「ベトナム文化祭」を開催へ

会談では、モスクワの赤の広場で予定されている「ベトナム文化祭」に向けた協力についても話し合われた。ゴー・フーン・リー夫人はこのイベントについて「ロシア市民だけでなく、多民族が暮らす首都モスクワでベトナム文化を広く紹介する貴重な機会になる」と述べた。

両国間の文化・教育交流は、「世代を超えた友情の架け橋であり、二国間のかけがえのない資産」であるとして、さらなる促進の重要性が確認された。

ロシア語教育と人材育成への協力拡大

副首相はまた、ベトナム人学生への奨学金の拡充支援を表明。文化、基礎科学、芸術分野などでの留学を積極的に支援していく方針を示した。

あわせて、ハノイにロシア・ベトナム高校の設立を進める意向や、プーシキン研究所を拠点としたロシア語学習のハブ化を構想。さらに、ロシア・ソチ市にある先進教育施設「シリウスセンター」をモデルにした新たな教育機関の設立を、将来的にハノイで目指すとした。

ホーチミン主席像への献花

同日午前、ゴー・フーン・リー夫人とベトナム代表団は、モスクワ市内のホーチミン主席像に献花し、敬意を表した。これは両国の歴史的な絆を象徴する行事の一つとして行われた。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN