ベトナムのルオン・クオン国家主席は、ニュージーランドのジェリー・ブラウンリー国会議長の初めての公式訪問を歓迎した。
公式会談の開催
8月29日午後、ルオン・クオン国家主席は、ベトナムを公式訪問中のニュージーランドのジェリー・ブラウンリー国会議長を迎えた。
クオン国家主席は、今回が初めてとなる公式訪問を歓迎するとともに、この訪問が両国の外交関係樹立50周年(1975~2025年)およびベトナム建国80周年に重なる重要な節目であることを強調した。ルオン国家主席は、今回の訪問が両国の包括的な戦略的パートナーシップの発展をさらに深化させると確信を示した。
ニュージーランド側の評価
ブラウンリー国会議長は、ベトナム国家と国民からの温かい歓迎に謝意を述べ、過去80年間のベトナムの著しい発展に強い印象を受けたと語った。さらに、ベトナムが地域および国際舞台で高まる重要な役割を果たしていると評価し、両国の友好関係を一層強化したいと表明した。
多分野での協力強化
両首脳は、教育・人材育成、農業、貿易、文化、人的交流など多くの分野での協力成果を確認した。両国は「2025~2030年包括的な戦略的パートナーシップ行動計画」の早期署名を通じて協力を具体化し、政治的信頼の強化や高官往来、防衛・安全保障分野での連携拡大を進めることで一致した。
人的交流の重要性を強調
両首脳は、人的交流が二国間関係を強化する上で重要であると強調し、教育、観光、貿易を通じて両国民のつながりを深めることで合意した。ルオン国家主席は、ニュージーランドに対し、ベトナム人学生への奨学金枠拡大や、現地のベトナム人コミュニティへの支援を要請した。これを受けてブラウンリー議長は、ニュージーランド政府は、ベトナム人コミュニティを高く評価しており、今後も便宜を図ると約束した。
国際舞台での協力
両国首脳は、地域および国際問題に対して共通の立場を有することを確認し、国連、APEC、ASEANおよびASEAN主導の枠組みを含む多国間フォーラムで緊密に協力していくことで合意した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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