8月27日午前9時頃、ゲアン省ヴィンロック街区の中古バイク店に男女2人組が訪れた。男は大型バイクに試乗したい申し出て、試乗したバイクでそのまま逃走した。同行していた女性は店に置き去りにされ、連絡が取れなくなった。
犯行の経緯
被害にあった中古バイク店オーナーのファム・バー・クアン氏によると、二人組の男女は前日にも来店しており、店員とも連絡を取っていた。2人は互いを「夫婦」のように呼びあっており、不審な様子は見られなかったという。
事件当日、男性は中古の「Kawasaki Ninja 300」を試乗したいと申し出、女性は店で待っていた。しかし男性はそのままバイクを持ち去り、行方をくらました。
女性の証言
女性によると、男性とはホーチミン市でSNSを通じて知り合ったばかりだった。数日前に彼がゲアン省を訪れ、彼女の家族とも会っていたという。さらに、彼女の携帯電話を借り「仕事の用事」として使用していたと話している。
逃走後の展開
事件当日、男は女性に一緒に中古バイクを見に行こうと持ちかけ、そのまま逃走した。盗まれたバイクの価値は約5000万ドン(約30万円)とされる。
事件から2日後、クアン氏がSNSに情報を投稿したところ、問題のバイクがカントー市内で発見された。ゲアン省からおよそ1500km離れた場所であり、車体の青いステッカーは剥がされ、寝台バスに預けられていたという。
バイクは現在、ゲアン省に輸送中で間もなく店に戻る見込みだが、逃走した男性の行方は依然不明である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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