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【国際】米国務長官「トランプ大統領はベトナムを最優先のパートナーと見なしている」

ベトナムのルオン・クオン国家主席と米国のマルコ・ルビオ国務長官
(C)TTXVN

ルオン・クオン国家主席が米国務長官と会談

9月24日、訪米中のルオン・クオン国家主席は米国のマルコ・ルビオ国務長官と会談した。両者は政治・外交、経済・貿易・投資、安全保障、防衛、科学技術、教育、人道・戦後復興といった幅広い分野での協力を協議した。

ルオン・クオン国家主席は、両国が高官交流を維持し、課題の一つである相互税制の問題にも効果的に対応するよう提案した。また、米国企業のベトナムにおける半導体産業や高度人材育成分野への投資を歓迎し、米政府に対し、ベトナムを市場経済として早期に認定し、戦略的輸出管理リストから除外するよう求めた。

トランプ政権の優先パートナー

ルビオ国務長官は、トランプ政権がベトナムを「地域における最優先のパートナーの一つ」と位置付けていると強調した。両国の包括的な戦略的パートナーシップは維持・発展が必要であり、特に経済・貿易・投資の分野で大きな潜在力があると指摘した。さらに「協力が深まれば、両国により多くの機会が生まれる」と述べ、米国は常にベトナムと共に歩む用意があるとした。

外交・経済協力の深化へ

同日、ベトナムのレ・ホアイ・チュン外務大臣代理もルビオ国務長官と会談をおこなった。チュン氏は、両国関係は相違を乗り越えて信頼を築いてきたと評価し、アジア・インド太平洋地域の平和と安定に貢献したいとの姿勢を示した。

経済・貿易面では、ベトナムは米国からの高付加価値製品輸入を拡大する意向を表明しており、米国には、相互関税協定の交渉においてベトナム経済の特性を考慮するよう求めた。加えて、サイバーセキュリティ、テロ対策、越境犯罪対策など安全保障分野での協力強化も訴えた。

戦後復興協力も重要課題

チュン外務大臣代理は、米国が進める戦後復興支援プロジェクトに感謝を表明し、これが「信頼醸成と関係強化の重要な柱」であると述べた。また、米国が在米ベトナム系社会を支援していることを評価し、両国関係への貢献に謝意を示した。

ルビオ国務長官は、米国が「強く、独立し、自立し、繁栄するベトナム」を支持する立場を改めて表明。相互関税協定を早期に妥結し、関係をさらに実質化する意向を示した。最後に、チュン氏の招待に応じて早期の訪越に前向きな姿勢を示した。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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