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【経済】新型コロナ下でもホーチミン市の一部製造業は好調を維持

(C)Nguoi Lao Dong

ホーチミン市の2020年1月から10月までの経済レポートによると、COVID-19の感染拡大による困難な状況の中でも、一部の産業は依然として高い成長を続けている。

なかでも、電子機器の生産は過去10ヶ月で20.6%増加している。これは製造業分野の中で最も高い数値で、その理由は消費マーケットが安定していることと、製造企業が最新のテクノロジーを導入していることが挙げられる。

現在、家電量販店や販売店は消費行動を促進するために、家電製品や携帯電話など多くの製品で割引セールを実施している。また、パソコン、電子機器、電子部品の輸出額は、前年同期比で21.3%も増加している。

この10ヶ月間でホーチミン市の化学薬品、ゴム、プラスチック分野の製造量も5.72%増加すると予測されている。
COVID-19の感染拡大防止を目的とした医薬品、化学薬品の需要が増加し、ゴム製品も医療機関からの需要が増えたことが伸びた理由とみられている。

ゴム・プラスチック協会によると、ゴム製品製造企業のうち80%が安定して成長を維持できているとし、プラスチック製造では包装資材、家庭用・工業用プラスチック製品を製造する大手企業は好調な業績を上げている一方、自動車の組立、輸送、建設向けのプラスチック製品は、業績を落としている。

ホーチミン市統計局は、国内のCOVID-19感染拡大が制御されていることで、ホーチミン市の工業生産が新たなフェーズに入りつつあると発表した。
しかし、国外の主要な取引先では依然として感染拡大傾向が続いている国もあり、ベトナムの工業生産に悪影響を与えている。

製造と販売活動を早期に回復させるため、企業は政府によるマーケティング、原材料調達、新たな輸出先市場開拓、ローンの減免、減税策など、具体的で迅速な長期支援策を必要としている。

出典:09/11/2020 NGUOI LAO DONG
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作