ASEAN、被災地ベトナムに救援物資を送付
ASEANは10月16日、ベトナム北部の被災地カオバン省に向けた2便目の救援物資をハノイに到着させ、現地へ直接輸送する予定である。
これは、カンボジアのプノンペンで15日に開かれた「第13回ASEAN防災担当大臣会合(AMMDM)」および「AADMER協定第14回締約国会合」で、ベトナム農業・環境省のグエン・ホアン・ヒエップ副大臣が明らかにした内容だ。
防災分野での地域協力を確認
同会合は、ASEANにおける防災協力で最も重要な年次イベントとされる。
各国代表は、自然災害対策に関する地域協力の進捗状況や、気候変動の影響が深刻化する中での防災能力強化策について議論を行った。
ヒエップ副大臣は発言の中で、気候変動の影響により自然災害が複雑かつ異常化しており、ASEAN地域全体が甚大な被害を受けていると指摘した。
ベトナムで相次ぐ台風被害
ベトナムでは、2025年7月末から10月初旬にかけて、台風「ウィパー(第5号)」「ブアロイ(第10号)」「マットゥモ(第11号)」が相次いで上陸。北部および中部地域で豪雨と洪水により多くの死傷者が発生し、住宅、農作物、インフラに深刻な被害をもたらした。
「一つのASEAN」精神を強調
ヒエップ副大臣は、「この機会に、ASEAN加盟国およびAHAセンターからの迅速かつ温かい支援に、政府と国民を代表して深く感謝申し上げる」と述べた。
また、「本日午後と明日午前の2便で、マレーシアのASEAN防災支援倉庫(DELSA)からハノイに救援物資が届き、被害の大きいカオバン省に直接届けられる予定だ」と説明した。
「この支援は、『One ASEAN, One Response(ひとつのASEAN、ひとつの対応)』という連帯の象徴である」とも強調した。
各国へのお見舞いと連携の表明
ヒエップ副大臣はさらに、2025年3月のマグニチュード7.7の地震で甚大な被害を受けたミャンマーとタイ、また10月上旬にM6.7の地震および、直近のM7.4・M6.8の地震で被害を受けたフィリピンに対し、哀悼と連帯の意を表した。
最後に、「ベトナムは防災分野の経験と能力を活かし、ASEAN諸国と共に災害対策で協力し、支援を惜しまない」と述べた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




















