ホーチミン市建設局はこのほど、都市鉄道メトロ1号線(ベンタイン〜スイティエン線)の高架駅に接続する歩道橋7カ所において、エレベーターを設置するプロジェクトを承認した。
弱者にやさしい駅アクセスへ
この事業は、乗客にとっての利便性を高めるとともに、安全で快適なアクセス環境を整備することを目的としている。特に高齢者、子ども、障がい者、妊婦など交通弱者が駅へ容易に到達できるようにし、都市鉄道の利用促進を図る。
計画によると、7つの歩道橋に隣接する位置に計8基の屋外エレベーターが設置される。各エレベーターは積載1,000kg・2階層構造で設計されている。
アンフー駅では2基を設置
このうちアンフー駅(ビントゥン区)では2基が設置される。1基は現行のハノイ・ハイウェイ(現在のヴォー・グエン・ザップ通り)の中央分離帯側、もう1基は同道路の側道歩道部分に設置される。
また、エレベーターに加え、屋根付き歩道・手すりの整備も実施され、利用者の安全性と快適性を確保する。さらに、監視カメラ、音声案内システム、各種補助装置の設置も同時に行われる。
総事業費は約535億VND
総投資額は約535億VND(市予算)で、2025年末までに完了する予定である。
メトロ1号線は2024年12月に開業
メトロ1号線(ベンタイン〜スイティエン)は、2024年12月22日に運行開始し、2025年1月21日から有料営業を開始した。
同路線は全14駅で構成され、うち3駅(ベンタイン駅、市民劇場前駅、バソン駅)は地下駅で、残り11駅は高架駅となっている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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