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【国際】ビングループ会長がインドの大富豪と会談

(C) VNEXPRESS

インドで2番目、世界でも23番目の資産家であるゴータム・アダニ氏が、ビングループ会長のファン・ニャット・ブーン氏と潜在的な投資機会に関して話し合ったことを明らかにした。

2人の大富豪は11月8日にインドのアダニグループ本社で会談をおこなった。会談の後、総資産520億USD以上でインドで2番目の資産家とされるゴータム・アダニ氏は、ファン・ニャット・ブーン氏との写真をX(旧ツイッター)に投稿し、「ビングループ創設者の起業家としての歩みに強い感銘を受けた」と綴った

「ビングループのインスタントラーメン事業から、グリーンモビリティへの世界的な移行に対応したEV車の製造やバッテーリー技術の開発まで、ビングループは目覚ましいスピードで発展を遂げています」とゴータム・アダニ氏は述べている。

ビングループによれば、今回の会談は2人の大富豪がベトナムとインドでの協力の機会について話し合うためのものだった。インドは、インドネシア、マレーシアおよび、中東諸国と並びビンファストが戦略的な市場開拓をおこなうと発表したマーケットの1つだ。

AutoCar Indiaによれば、以前ビンファストはチェンナイにあるフォードの工場買収を検討していた可能性がある。AutoCar Indiaは関係者の話として、ビンファストは最低でも年間10万台以上の製造能力がある工場を探しており、グジャラート州とタミル・ナードゥ州の複数の工場をターゲットにしていると伝えている。

チェンナイにあるフォードの工場は、年間製造能力が21万台とビンファストの希望を大きく上回っている。しかし、AutoCar Indiaは、ビンファストにとってはフォードの工場を買い取る方が、新たに工場を建設するよりも大幅なコスト削減につながる可能性があると指摘している。また、この工場を買い取れば、7~8年後には右ハンドル市場への輸出拠点としても使用することが出来ると考えられている。

ビンファストは既にインドで一部のポジションの採用活動を開始している。フィンファストはインドでの活動を加速しており、2024年には販売を開始する可能性があると言われている。

現在、ビンファストは主にベトナム、北米、ヨーロッパ(フランス、オランダ、ドイツ)の3つの市場で事業を展開している。ビンファストの事業戦略にとって、他のアジア諸国への事業拡大は、重要なマイルストーンとなる。

ゴータム・アダニ氏は、商社から起業し、農業、石炭などで富を得て、更に多くの分野に積極的に事業を展開している。1988年にアダニ氏は、アダニグループの子会社であり、現在インドで最大の石炭商社であるアダニ・エンタープライズを創業した。

2022年には、アダニ氏は同じくインドのムケシュ・アンバニ氏を抜いてアジア1位の富豪となった。しかし、株価の急落によって、アダニ氏の資産は約520億USDに落ち込み、インドでは2番目、世界では23番目の富豪まで順位を落とした。フォーブス誌によれば、ビングループ会長のファン・ニャット・ブーン氏は世界で614番目の富豪とされている。

現在、ビンファストは軽自動車から大型SUVまで7つのモデルの電気自動車、一般向けから富裕層向けまでの9つの電気バイクモデル、電動バス、電動自転車、充電ステーションなど多様な製品ラインナップを提供する世界有数の電気自動車メーカーとなっている。

出典:08/11/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作