ホーチミン市で金店から金を奪おうとした男が、追跡中に自らの首に刃物を当て自殺をほのめかし、混乱を引き起こした末に取り押さえられた。
結婚用の金を見せてもらった隙に持ち逃げ
ホーチミン市ドンフントゥアン街区警察によると、11月29日18時頃、ゲアン省出身のT.N.V(23歳)が同街区内の金店を訪れ、結婚用に純金製のアクセサリー購入を装った。店員が金のアクセサリーを取り出して見せたところ、Vは隙を突いて金のアクセサリーを奪い、チョーカウ方向へ逃走した。
逃走中に自ら首に刃物を当て脅迫
その直後、グエンバンクア通りとトーキー通りの交差点で交通整理をしていたドンフントゥアン街区警察の警察官と地域治安部隊が、「強盗だ!」という叫び声を聞き、即座に追跡を開始した。逃走中、Vは折り畳みナイフを取り出し、自らの首に当てて「自殺する」と大声で脅迫し、追跡を妨害しようとした。
住民と協力し逮捕 金とナイフを押収
警察と住民が協力して追跡した結果、VはĐHT19通り付近で取り押さえられ、現行犯逮捕された。犯人からは、現場から持ち去られた金のアクセサリーと折り畳みナイフ1本が押収された。
動機は「借金と遊興費」 最大懲役7年の可能性
取り調べに対し、Vは家庭が困難な状況で両親は別居、借金を抱え、交際相手との遊興費を得るため「無謀な行為に及んだ」と供述。また、追い詰められた場合に「自ら命を絶つつもりだった」と供述している。警察の取り調べにより、Vは自身の行為が最長7年の懲役刑に相当することを理解し、反省の意を示した。
警察が引き続き捜査
金店での強奪事件については、ドンフントゥアン街区警察が関係機関と連携し、引き続き捜査を進めている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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