ベトナムニュース【経済】中部の台風で補償額が増大、損害保険会社が苦慮

( C ) BAO TUOI TRE

 損害保険会社は、最近多発する台風や洪水など自然災害に対する損害補償問題に直面している。

洪水被害に対する多額の補償

 損害保険会社の郵便通信公社保険(PTI)マーケティング部門のグエン・ティ・バン・アン副部長は、「今年の台風による被害の割合は昨年よりも高い」と話す。

 アン副部長の説明によると、PTIの中部地域の顧客の多くが、10月に連続して発生した台風により大きな被害を受けており、洪水で自動車が水没したため自動車保険にも大きな影響が出た。

 PTIは顧客の損失を最小限に抑えるために、他の地域からの損害保険鑑定人を派遣して、現地の人員を増員する必要があるとしている。
今回の洪水では商品、設備などの浸水による被害が最も深刻で、PTIだけでも補償費用は500億VNDに達するとみられている。

 また、別の損害保険会社ペトロベトナム保険(PVI)は、中部地方の台風被害により101件の自動車と人的被害に対する保険申請書類を受理したとしており、審査確認後に支払われる保険額は18億VNDに達するとみられている。
さらにそれ以外の保険でも152件の申請があり、最大で1040億VNDの支払いが必要になるようだ。

 PVIは被害を受けた地域への損害保険鑑定人の派遣強化に加えて、甚大な被害が出たナムホイアンプロジェクト、クアンナム省交通局プロジェクト等に対して、顧客と協力して独立鑑定を実施するとしている。

増え続ける損害保険の補償

 多くの損害保険会社によると、台風と洪水の被害状況は日々情報が更新されており、今後さらに大幅に増加すると予測されている。

 今回の災害では損害保険だけでなく生命保険にも影響があるが、中部地方で生命保険に加入している人は限定的で、死亡者の中で生命保険の対象者はあまり多くないとみられている。
台風と洪水で多くの家や書類が流されており、損害保険会社では洪水被害を受けた契約者に対して、今年年末まで無料で契約書の再発行をサポートするとしている。

出典: 21/11/2020 -BAO TUOI TRE
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