週末も交通警察が巡回、中心部では「歩きやすさ」回復の声
ホーチミン市では、車道・歩道の不法占拠を是正するための取締り強化キャンペーン開始後、各地で継続的な取締りが行われている。市内では、これまで慢性化していた歩道占拠が解消され、通行環境の改善が目立ち始めている。
週末も取締り継続、歩道駐車に罰金
1月18日(土)の午前、交通警察ラックチェック隊(PC08)は、タンニョンフー街区警察などと連携し、レバンビエット通りなどで歩道占拠行為の集中取締りを実施した。
現場では、歩道や車道上での露店販売、歩道へのバイク駐車など多くの違反が確認され、違反者にはその場で行政処分が科された。
特に、店舗前の歩道にバイクを停める行為について「問題ないと思っていた」と驚く市民も少なくなかったという。
バイクの歩道駐車は40万〜60万VNDの罰金
交通警察によると、政令168/2024/NĐ-CP第7条第2項d号に基づき、
- 交通の妨げとなる車道上での停車・駐車
- 車道や歩道への無断駐車
- 車道上で3台以上が集まる行為
などは 40万〜60万VNDの罰金対象となる。
また、歩道や車道での露天商・小規模物販行為についても、販売禁止区域では 20万〜25万VNDの罰金が科される。
中心部の歩道は明らかに改善
ゴードゥックケー通り、ホートゥンマウ通り、トンタットティエップ通り、ハムギー通り、グエンズー通りなど、市中心部の多くの通りでは歩道が広く確保されるようになった。
これまで見られた、
- 店舗の商品陳列による全面占拠
- 飲食店による歩道の駐車場化
- 露店による歩行空間の排除
といった状況は整理され、歩行者が安全に通行できる環境が回復しつつある。
「一時的でなく、継続してほしい」市民の声
サイゴン街区在住の住民、バン・ミン氏は「以前は歩道占拠が常態化していたが、取締り以降は明らかに改善した」と評価する一方、「数日間のキャンペーンで終わらず、長期的に維持されることを市民は望んでいる」と話した。
バーチエウ市場周辺や、グエンザーチー通り、グエンシー通り、レドゥックトー通りといった繁華街周辺でも、歩道環境の改善により、歩行者の安心感が高まっているという。
依然として残る「再占拠」の課題
一方で、一部の道路や市場周辺では、依然としてバイクの歩道駐車や露店販売が散見される。通行スペースは確保されているものの、実際には非常に狭く、歩行者がすり抜ける必要がある状況も残る。
装飾品店などでは、注意を受けながらも販売を続け、客引きのために車道にはみ出す例も確認されている。
歩道管理の新制度づくりへ
ホーチミン市はこれまで、決定32号および決議15号に基づき、歩道・車道の一部を有料で一時使用する制度を2024年1月1日から実施してきた。これは「歩道経済」と交通秩序の両立を図る試みであった。
しかし、政府の政令165号により、2025年以降は地方自治体が歩道を商業利用目的で許可する権限を失った。これにより、ホーチミン市は歩道での新規営業許可を停止し、現在の占拠行為はすべて違反として取り締まられている。
現在、市建設局はホーチミン市発展研究院と連携し、公共資産管理法の枠組みから歩道の管理・活用を再設計する新たな制度案 を策定中である。
また、交通インフラ管理機関には、監視カメラ映像や市民からの通報を収集し、違反多発地点を特定した上で、迅速な対応策を提案するよう指示している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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