ファン・ミン・チン首相が工期厳守と施工加速を要求
ベトナムのファン・ミン・チン首相は、ロンタイン国際空港第1期プロジェクトについて、2026年前半の完成を確実にするよう関係機関に指示した。政府官房は、国家重点交通プロジェクト指導委員会第23回会合における首相の結論を公表した。
チン首相は関係機関に対し、残作業を緊急に精査し、詳細な施工計画を策定するとともに、科学的かつ合理的な施工体制を構築し、予定通りの完成を確実にするよう求めた。
ACVが進捗・品質・安全の責任を全面的に負う
同空港プロジェクトの投資主体であるベトナム空港総公社(ACV)は、進捗、品質、安全性について党、政府、首相および国民に対し全面的な責任を負う。
チン首相は、違反行為に対しては法令に基づき厳格に対処するとともに、プロジェクトの進行に遅延や停滞が発生しないよう徹底するよう指示した。
国家重点空港、総投資額は160億USD規模
ロンタイン国際空港は総投資額約160億USD以上で、総面積約5,000haに及ぶ国家重点プロジェクトであり、3段階に分けて整備される計画である。
このうち第1期(2021~2026年)の投資額は約46億USDで、2025年末までに一部施設が完成している。商業運用は2026年半ばに開始される予定である。
同空港は将来的にベトナム最大の国際航空ハブとなることが期待されている。
高速道路や関連空港整備も並行して加速
チン首相はまた、全国の高速道路プロジェクトについて、ホーチミン市およびランソン省、カオバン省、トゥエンクアン省、カインホア省、ダクラク省、ドンナイ省、ドンタップ省、カントー市、アンザン省、タイニン省に対し、早期開通を最優先課題として推進するよう求めた。
建設省には、南北高速道路などで「3交代4班」体制による昼夜連続施工を行い、サービスエリア、料金所、交通管理システムなどの付帯設備を含めた全面完成を加速するよう指示した。
さらに、APEC関連インフラとして、ハノイおよびバクニン省に対し、ザービン空港接続道路の実現可能性調査承認を2026年2月中に完了するよう求めた。
加えて、フーカット空港、コンダオ空港、トーチュー空港などの拡張・改修プロジェクトについても、計画通りの完成と安全確保を指示した。
ACVで法定代表者交代、人事にも変動
ACVでは2026年に入り経営陣の人事変更が発生している。取締役会は2026年2月25日付で、レ・バン・キエン氏を新たな法定代表者に任命した。
これにより、これまで法定代表者を務めていたブー・テー・フィエット取締役会会長は同役職を退任した。
ロンタイン国際空港はベトナム航空インフラの中核となる国家プロジェクトであり、今回の完成期限明確化は、2026年中の本格運用に向けた政府の強い姿勢を示したものといえる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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