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9歳男児、切断された手を足首に一時接合 7時間の緊急手術で再接着へ

9歳男児が重傷を負った事故現場
(C)THANH NIEN

ベトナム中部ハーティン省で門型ゲートが倒壊する事故に巻き込まれ、右手首から先が切断されるなど重傷を負った9歳の男児に対し、ゲアン省の整形外傷病院で緊急手術が行われた。

損傷した前腕の状態が極めて悪く、切断された手をすぐに元の位置へ戻すことが困難だったため、医師らは手を足首に一時的に接合して血流を維持する処置を実施した。手を温存したうえで、今後の再接着・再建につなげるための措置である。

切断された手を足首に一時接合

ゲアン整形外傷病院によると、患者は小学3年生の9歳男児で、9月28日午後に搬送された。

男児は事故により右手首が完全に切断され、前腕も激しく損傷して一部が失われるなど、非常に重い状態だった。

このままでは腕全体を切断せざるを得なくなる可能性が高いと判断され、病院は直ちに院内の「レッドアラート」を発動。緊急手術による救命と手の温存を目指した。

しかし、前腕の損傷があまりにも大きく、切断された手をその場ですぐに再接着することは困難だった。

そこで手術チームは、切断された手を患者の足首に一時的に接合する方法を選択した。

足の血管を利用して手の血流を維持

この処置は、足側の血管から血液を手に供給することで、切断された手を生存させるものである。

手を足首に一時的につなぐことで、手の組織を温存しながら前腕の損傷部分を治療し、その後の再建や再接着に備える。

今回の手術は約7時間に及び、夜通し大量の輸血が必要となった。

緊急性が高い状況だったため、ゲアン省血液・輸血センターから血液が供給されたほか、病院の医療関係者も救命のために自ら献血した。

一時接合した手は良好な状態

9月29日午後、集中治療科によると、一時的に足首へ接合された男児の手は血色と温かさを保ち、血流も良好な状態となっている。

生命兆候も安定しているという。

今後は、手の状態を維持しながら損傷した前腕の治療を進め、最終的な再接着・再建に向けた処置が検討される。

門型ゲートの倒壊事故で重傷

事故は9月28日午後1時20分ごろ、ハーティン省フオンケー地区で発生した。

郡道を走行していたクレーン付きトラックがフーンフォン村へ向かう道路を走行中、村の入口に設置されていた門型ゲートに衝突。コンクリート製のゲートが道路上に倒壊した。

当時、38歳の母親が9歳の息子をバイクに乗せて現場を通過しており、倒壊したコンクリートがバイクを直撃した。

男児は腕に重傷を負った一方、母親は幸いにも難を逃れた。バイクは大きく損傷した。

今回の事故では、道路上の構造物が走行中の車両に倒壊するという形で重大な人的被害が発生しており、今後、事故原因や門型ゲートの安全管理についても調査が行われるとみられる。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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