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IC Net、起業家と共に海外拠点を5年間で30ヵ国へ

学研ホールディングス傘下の政府開発援助(ODA)コンサルティング事業を展開するアイ・シー・ネット株式会社(本社:さいたま市)が全世界で日本人起業家の支援を拡大している。同社は起業家の途上国におけるビジネスに出資することで、世界中に拠点を設立する予定だ。

日本の経験を世界へ、世界の経験を日本へ

「途上国の社会課題解決」を掲げる同社はこれまでODA事業を軸に、プロジェクトベースで世界150カ国へ展開してきた。その中でモットーとしていたのが「日本の経験を世界へ、世界の経験を日本へ」だ。

日本が発展してきた中で蓄積している知見やノウハウを元に途上国の社会課題を解決し、その事業を行っていく過程で学んだこと、得た知見を今度は日本へフィードバックし、日本の発展にも寄与する。

また、途上国の社会課題を解決する手段としては、近年ODAを上回る投資額となっている民間事業のアプローチが重要であり、各国での事業を拡大するための海外拠点が必要不可欠となってくる。

海外展開を加速させた学研グループイン

現在6ヶ所ある同社の海外拠点を増やしていく計画は以前からあったが、その動きを2019年の学研グループインが加速させた。

学研グループは国内では教育・福祉の面で実績があるが、海外展開の面ではこれからというところ。そこで海外経験豊富な同社が世界中に拠点を作ることで学研グループの事業を広げて行く狙いだ。

今後5年間で海外拠点を30ヵ国を目標に、あらゆる開発途上国で同社の子会社を増やしていく予定だ。ゆくゆくは世界中の拠点同士が繋がってシナジーを生み出し、グローバル規模で社会課題に取り組むための土台をつくりたい、という方針を掲げている。

拠点設立に起業家の力を

拠点設立の流れとして、社員が現地に行って立ち上げるのが一般的だが、同社は「現地で自ら起業したい」という起業家に出資して一緒に拠点を作っていくという。

これにより、既に現地情報やネットワーク・そして行動力を有する起業家と共に、スピード感のある拠点設立・スムーズな事業運営を行うことが可能になる。

求めている人材としては開発途上国でビジネスを立ち上げたい、という熱い思いを持っており、かつ自ら出資をする主体性を持っていることが重要だという。既に現地でビジネスを立ち上げている人も対象となる。現地拠点を担う起業家は自分のビジネスと同時に現地で行う学研やアイ・シー・ネットの事業も並行して行う予定だ。

起業家の事業計画のブラッシュアップから伴走型で支援を行い、拠点立ち上げ後もコミュニケーションを密に取りながら円滑な事業展開をサポートする。

面白い仕掛けを世界中で

現在グローバル転職・求人に特化したサイトDaijob.comで募集を行っているが、アイ・シー・ネットのホームページ(https://www.icnet.co.jp/recruit/)では通年募集を行っている。 

ビジコンのように「事業計画をしっかり練ってから応募」ではなく、あまり構えずに「自分のやりたいこと」に熱い思いを乗せて応募してほしい。アイ・シー・ネットの思い描く“世界中繰り広げられる面白い仕掛け”に、自分のビジネスを乗せて海外へ飛び出してみてはどうだろう。