1月29日、COVID-19感染拡大防止国家委員会は、ハノイ市、ハイズン省、クアンニン省、ハイフォン市、バクニン省の5つの省と市で新たに9人の陽性者を確認したと発表した。
9人の内訳は、ハノイ市が1人、ハイフォン市が1人、バクニン省が1人、クアンニン省が2人、ハイズン省が4人となっている。これにより、ベトナムの国内感染者数は、1651人となった。
これまでの情報では、ハイフォン市、バクニン省、ハイズン省の合わせて6人がハイズン省で最初に陽性と確認された患者1552番の関連とみられている。
一方でクアンニン省の2人の陽性患者は、クアンニン省の患者1553番関連とみられている。
なお、ハノイ保健省の発表によるとハノイ市で確認された陽性患者は、20歳の学生で当初クアンニン省の患者1553番との関連が疑われていたが、出身がハイズン省チーリン市であることが分かりハイズン省関連である可能性もあるとしている。
保健省によると、1月28日にハイズン省の4か所で採取された5000件の検体の検査結果が1月29日に発表される予定だ。この検査結果に関しては、大規模な陽性者が発見される可能性があるとされており、200~300人規模では済まないという話も出ている。
ブー・ドゥック・ダム副首相は1月28日の会見で、今回は、これまでよりも大規模な感染が確認される可能性があるとしたうえで、政府、COVID-19感染拡大防止国家委員会および、地方自治体は一丸となって10日以内に感染拡大を抑え込むと決意を示した。
ダム副首相は、ダナンでの市中感染の際には初動に混乱があったとしたうえで、今回の感染拡大について、1分1秒を無駄にすることなく、徹底的に対策すると述べた。
出典: 29/01/2021 – BAO TUOI TRE
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