グエン・スアン・フック首相は、高速道路料金の徴収は、高速道路建設ローンの返済、維持管理、修復などに必要な費用をカバーするものであり利益を目的としていないと明言した。
3月15日の午後、グエン・スアン・フック首相は、政府の投資した高速道路の料金徴収に関する国会常任委員会の決議案に対する政府常任会議の議長を務めた。
この会議で首相は、2030年までにベトナム全土で約5000 kmの高速道路を建設するという目標を改めて表明した。そのためには更に3000kmの高速道路建設に投資する必要があるとして、首相は計画投資省と交通運輸省に対して、早急にこのプロジェクトについての投資戦略を政府に報告するよう要請した。
会議の席上フック首相は、「政府が高速道路に投資するのは営利目的ではない。高速道路の使用料金徴収は、あくまで建設ローンの返済、維持管理、修復などに必要な経費を確保するためだけのものである」と強調した。
首相はまた、現在審議が進められている道路交通法の改正案に高速道路の料金徴収に関する内容を含めることも求めた。
財務省は、交通運輸省、法務省、および関連機関と協議の上、道路交通法の改正案に関する説明をおこなわなければならない。その中で、政府が建設した高速道路の料金徴収に関する規制が現行の法令と一貫性をもち、矛盾しないように注意を払う必要がある。
出典:15/03/2021 VNEXPRESS
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