5月11日午前6時のベトナム保健省の発表によると、ベトナム国内では新たに28人の陽性が確認された。具体的な内訳は、ハノイの中央熱帯病院(1)、バクニン省(13)、ヴィンフック省(7)、バクザン省(5)、ランソン省(1)、ハイズン省(1)となっている。
今回の発表では、バクニン省の陽性者が最も多い。この13人はマオディエン村でのクラスターの関係者で、全員が既に隔離済みであった。
ヴィンフック省の7人については、2人が中国人専門家のF1で、3人がホアセン・ヘルスケアセンターの従業員、1人はハノイの中央熱帯病院の関係者であった。もう1人については現在調査中となっている。
バクザン省の5人は、全員がSJ Techのクラスターの関係者であった。ランソン省のケースは、既にF1と認定されていた中からの発生であった。
ハイズン省在住の28歳の女性は、バクニン省のマオディエン村を訪れていたことがあったために自主的に申告し、検査した結果、陽性と確認された。
5月10日19時の全国COVID-19 感染防止委員会との常設会議において保健省のドー・スアン・トゥエン副大臣は、現状のところ感染状況を適切に管理できているとの見方を示した。
今回感染が確認されたケースでは、その殆どが感染源が特定されている。過去数日間でみても、陽性が確認されたケースは全て既にF1と認定された人に限られている。F1対象者は、既に数日前から隔離、検査が行われており、今後、市中感染が拡大する可能性は低いとみられている。
出典:11/05/2021 ZING NEWS
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