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ベトナムニュース【経済】旅行業、航空業界が苦境に

( C) BAO TUOI TRE

全体の90%の旅行会社が活動を停止し、縫製業の輸出は、初めてマイナス成長となった。また航空会社は深刻な業績悪化に陥っており、ベトナム航空は倒産の危機に瀕し、ベトジェットエアーとバンブーエアウェイズも資金不足に陥っている。

これは計画投資省が作成した2020年と2021年1月から5月までの企業状況報告書の草案に記載されている内容だ。
この草案は、計画投資省が首相に対して、観光業、縫製業、小売業、製造業、農林水産業、物流業、航空会社、IT・通信業の8分野の産業の経営状態を報告するにあたり、事前に関係省庁および、地方自治体への意見聴取のために送られたものだ。

計画投資省によると、COVID-19の影響により最も打撃を受けているのが航空業界だ。2020年の航空輸送需要は、34.5~65.9%も落ち込み、航空各社の売上高は、2019年に比べて61%も減少している。

2021年も旧正月休暇の時期に感染拡大の第3波が発生し、航空各社の売上は2020年と比べて80%も減少した。さらに2021年も航空業界は引き続き困難な状況が続くとみられている。COVID-19の感染が抑制できたとしても、航空業界がCOVID-19以前の状態に戻るのは少なくとも2024年ごろになると予測されている。

なかでもベトナム航空は2021年の第1四半期の損失額が4兆8000億VNDに達する見込みで、2021年上半期では損失額が10兆VNDまで膨れ上がる可能性がある。現在、ベトナム航空の延滞債務総額は6兆2400億VNDあり、政府からの支援が速やかに実施されなければ、これ以上の支払い延期が出来ずに倒産する可能性が極めて高くなる。

ベトジェットエア―やバンブーエアウェイズなどの民間航空会社も2020年には、資産譲渡を通じて経営の立て直しを図ってきたが、この2社とも2021年も引き続き困難な経営状態が続くとみられており、航空事業の継続が危ぶまれている。

一方でベトナム観光協会(VITA)によると、観光産業もCOVID-19によって深刻な打撃を受けている。観光業界は、2021年の復活を目指していたが2021年の旧正月に、またしても感染拡大の波に襲われた。2021年旧正月の旅行ツアーの予約は激減し、多くの観光関連企業が苦境に陥っている。

旅行会社、レストラン、ホテルのおよそ90%が事業活動を停止し、残り10%の企業も限定された営業活動しか実施できていない。また旅行代理店やチケット代理店の多くが、従業員を解雇せざるを得なくなった。

海外旅行を扱う旅行会社の場合、従業員の60~90%に無給休暇を取得させている。これらの企業では、主要人材の雇用を維持するために、国内旅行の需要拡大に向けた努力を続けている。

また、計画投資省の報告によるとベトナムの縫製業は、過去25年で初めて-10.5%というマイナス成長となった。2020年の縫製品の輸出額は350億USDで、2019年に比べて40億USDも減少している。

COVID-19の感染拡大により、ベトナムの縫製業は今後も困難な状況が続くと予想されており、2019年の水準まで復活するには、早くても2022年の第2四半期まで、遅ければ2023年の第4四半期までかかると予測されている。

出典:17/06/2021 BAO TUOI TRE
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作