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【新型コロナ】省を越える移動に関する隔離、検査のガイドライン

(C) VNEXPRESS

ベトナム保健省は、地域ごとの4つの感染リスクレベルに応じて地域間を移動する市民の健康観察、検査、隔離方法についてのガイドラインを公表した。

保健省が10月3日に公表した文書によると、感染リスクが非常に高い、または感染リスクが高い地域から同等の感染リスクレベルかより低いレベルの地域へ移動する場合、ワクチンを十分に接種済みかF0から回復した市民は移動前72時間以内の陰性証明書が必要で、移動後7日間の自宅隔離と2回の検査が求められる。

ワクチン未接種か十分な回数のワクチン接種を受けていない市民の場合、受入れ地域の保健局がその地域の感染状況を考慮して、14日間の自宅隔離と2~3日に1回の簡易抗原検査か5~7日間に1回のPCR検査を要請するかを検討する。これらの対象者も移動前72時間以内の陰性証明書が必要だ。

感染リスクがある地域から同等の感染リスクかニューノーマル状態の地域に移動する場合、十分なワクチンを接種済みの証明書か病院から発行された6か月以内にCOVID-19に感染して回復した証明書があれば、陰性証明は必要ない。対象となる市民は5Kルールを順守し、人との接触を避け、14日間自主的に自宅での健康観察をおこなう。もし、発熱、咳、頭痛、息苦しさ、味覚障害などの症状が出た場合は、すぐに最寄りの保健所へ報告をおこなう。

ワクチン未接種か充分な回数のワクチンを接種していない場合、感染リスクのある地域から他の地域へ移動する場合、7日間の自宅隔離とその後14日間の医療観察をおこなう必要がある。この場合は、自宅隔離の初日と7日目の2回検査を受ける必要がある。

感染リスクの低い地域からより感染リスクの高い地域へ移動する場合、移動先の地域の保健局が健康観察、隔離、検査などの必要性を検討して指示する。

2021年9月末、保健省はワクチンを1回接種してから3週間以上経過しているか、ワクチンを十分な回数接種している市民と6か月以内にF0から回復した市民については、鉄道、船、飛行機での移動の際に陰性証明は必要ないとの考えを示していた。

現在ホーチミン市では、近隣のドンナイ省、ビンズン省、ロンアン省、タイニン省への移動条件の検討を進めている。ワクチンを少なくとも1回接種しているかF0から回復した市民はこれらの4省への移動が許可されるようになるものとみられているが、移動する場合には7日以内の陰性証明書の提示が義務付けられる可能性がある。

COVID-19感染防止管理委員会の2021年5月のガイドラインによると感染リスクレベルは、非常に感染リスクが高い、感染リスクが高い、感染リスクがある、ニューノーマルの4段階に分けられている。

感染リスクが非常に高い地域とは、感染源不明のクラスターが発生していたり、工業団地、学校、スーパーマーケットなど制御が困難な場所でF0が確認されている地域のことだ。感染リスクが高い地域とは、感染源不明のF0が存在するか、工場、生産施設、市場、病院などが感染源となったF0が存在する地域で、感染リスクがある地域とは、感染源が特定されているF0がいる地域のことだ。ニューノーマル地域とは、上記3つの条件にあてはまらない地域のことを指す。

出典:04/10/2021 VNEXPRESS
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